死亡事故が発生したとき、被害者のご遺族を全面的にサポートするのが弁護士の仕事です。

具体的に死亡事故で弁護士がどのような役割を果たすのか、以下でご説明・ご紹介を行います。

 

1．適切なアドバイス

死亡事故でご家族を亡くされたら、対応しなければならないことがたくさんあります。

葬儀、相続人の確定、遺産分割の手続き、そして保険会社との示談交渉。

保険会社との話し合いにおいては相手からさまざまなことを言われ、受け入れて良いものか判断に迷うこともあるでしょう。

そういったとき、弁護士が状況に応じて適切なアドバイスを致します。

迷ったとき、法律の専門家から正しい助言を受ければ常に適切に行動できるので、余計な不利益を避けられます。

 

2．示談交渉などの手続き代行

死亡事故が発生したら、ご遺族は加害者の保険会社と示談交渉をして損害賠償金の金額を決定しなければなりません。保険会社の言い分に納得できない場合には、こちらで反証するための資料集めや反論も必要です。

しかし自分たちだけで最善の行動をとるのは困難なケースも多々あります。

そのようなとき、弁護士にご依頼頂けましたら示談交渉や必要な資料集めなどすべて代行できますし、示談が決裂したときには訴訟提起も可能です。

弁護士に任せていればご遺族が対応しなければならないことはほとんどなくなるので、大きく手間や時間を省けます。

 

3．適正な賠償金の獲得

死亡事故においてご遺族がご自身たちで保険会社と示談交渉をすると、被害者側が適正な賠償金を受け取るのが難しくなるケースが多々あります。保険会社は法的な基準より大幅に低い「任意保険会社の基準」で賠償金を計算したり、被害者の過失割合を高めに主張したりするためです。遺族が保険会社の提案を受け入れると、法的な相場よりも少ない金額しか受け取れない危険が発生します。

弁護士が示談交渉をするときには、法的な基準で正しく賠償金や過失割合を算定します。

被害者側が保険会社の提示より高額で適正な賠償金を獲得できるようにするのも弁護士の大切な役割です。

 

4．ストレスの軽減

死亡事故でご家族を失うのはご遺族にとって大変な喪失です。その後の示談交渉が大きなストレス要因となる方も当然多数おられます。

そのようなとき、弁護士がご遺族の精神的な支えとなります。保険会社との示談交渉を全面的に任せることによってご遺族は少なくとも日常生活では賠償問題から離れることができますし、辛い気持ちをシェアできる専門家がいると多少は楽な気持ちになれるものです。

死亡事故に遭われたら、弁護士がさまざまなかたちでご遺族様をサポートいたします。お困りの際にはぜひとも一度、金沢の弁護士までご相談下さい。